発熱は悪じゃない

発熱は悪者ではない

5月末現在、大阪府が緊急事態宣言が

解除され、ひとときの安堵感も漂っています。

 

しかし、新型コロナウイルス感染が広がりだして

約4ケ月ほど、

現在に至るまで、亡くなられた方はもちろん

感染された方、

自粛、休業要請などで苦しまれた方など

多くの犠牲の上に我々は今、生きています。

 

だからこそ、この4ケ月間で学んだことを無駄にしてはいけません。

第2波、第3波に備えて、学んだことを生かさなければなりません。

 

まずは「発熱」についてです。

どうも、「発熱」は「悪いもの」という意識がありますが、

これを変えていくことが治療薬がないウイルスと戦う秘策です。

 

そもそも、発熱は、体に異変が生じたときに

現れるシグナルのようなものなので、

発熱自体が悪いわけはありません。

悪いのは、あくまでも体に侵入してきたもので

あったり、体に異変を生じさせているのです。

すなわち、今回なら新型コロナウイルスということです。

 

ウイルスは感染すると、体内で増殖していきます。

どんどん増殖して体をむしばんでいきます。

その増殖を抑えるために発熱をしています。

発熱で増殖を抑えているのです。

むしろ自分自身の体が持っている武器です。

 

だから、熱下げたらダメです。

 

4ケ月間報道をみても、

重症化した人の経緯がフリップで出されたり、

某アナウンサーなどが自身の入院までの経緯を

伝えたときも、

 

初期は、ちょっと発熱がある程度の

軽症で、解熱剤を飲んで熱は一旦下がったが

そこから、急激に症状が悪化して入院して

PCR検査の結果、陽性になった。

 

だいたいがこの経緯でした。

上述に当てはめて考えると、

初期の発熱段階で、ウイルスは体内に侵入しています。

そこで、発熱により、ウイルスと戦っているのに、

こちらは、解熱剤により戦いを放棄しました。

じゃ、ウイルスは自由に好き勝手に増殖して

体内をむしばみ重症化するという流れです。

 

コメンテーターも解熱行為に対しては何も

触れません。

 

この解熱という概念を変えなければ、

重症化を止めることができません。

 

重症化が増えれば、

病床がうまります。

医療が保てなくなり、医療崩壊を

迎えます。

 

そうならないために感染拡大の

人の動きを制御するため

緊急事態宣言という形になり、

自粛、休業となります。

 

では、熱を下げなかったらどうでしょう?

 

重症化することは少なくなるので

病床が埋まることなく

医療は保たれます。

緊急事態宣言に至ることもありません。

 

もちろん、熱を出し続けますので

しんどいです、苦痛を伴います。

けど、その熱を下げれば、

さらなく重症化での苦痛が待っています。

 

新型コロナウイルスは、鼻や口から入ってきます。

そのあと、人の体は、呼吸器と消化器に分かれます。

ほとんど、呼吸器側で症状がでているので

湿ったところより乾燥しているところを好んでいると考えられます。

そう考えると、大きな波は秋に入るころかなと想定されます。

それまでに、「熱」は「悪い」という社会風潮を変えなければ

同じことを繰り返します。

 

熱がでれば、病院に行きます。

医師は熱を下げようとします。

医師の考えを変えるなどは到底不可能に近いので

だから、社会風潮を変えるのです。

 

もちろん、秋以降になると、

インフルエンザとの鑑別も重要となります。

インフルエンザなら、一応治療薬がありますので、

あまりしんどい思いもせずに早期に回復が期待できます。

 

ですから、発熱ひどくて病院に行き、

インフルエンザ検査をして

陰性だった場合は、

コロナウイルス感染の可能性を疑って、

解熱剤は服用せずに、ひたすら、

水分補給と布団かぶって戦うという

スタイルの徹底を推奨するようにすべきです。

 

本当は、医師にそのように患者に促して

欲しいのですが、

そもそも、熱にそのような考えを抱いていない専門家なので難しい。

 

だから、発言力ある人までこの考えがあることを届けてほしい。

大阪府民の健康と生活を守るために。

 

この発熱という考えを真剣に考えてほしい。

考えた上で、それは違うというのであれば構わない。

でも、少しでも賛同いただけるなら、第2波、第3波に備えて

発信してほしい。

 

よく、ウイルスは目に見えないから怖いといいますが、

目で見えていないだけです。

 

体はウイルスをちゃんと感知しています。

 

だから、熱がでるんです。

 

体にはちゃんとウイルスというものがみえています。

 

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閉店情報ばかり発信するようなことになるのは

やっぱり避けたい。

そんな思いから、この記事を書きました。

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